2016年度 長野県立中入試:倍率速報!!

長野県の公立中高一貫校の応募状況が発表されました。
nagano1 応募総数は,昨年比で70名超の減少でした。諏訪清陵中がまだ開校3年目ですので,想定通りの結果といえるかもしれません。新設校は,3年目までは応募数の減少が続き,その後,安定していくことが多く,屋代中の3年目(2014)以降の動きをみても明らかだといえます。
nagano2 学校別,男女別に見ると,屋代中の男子のみ増加していますが,屋代中の応募総数から見ると,特段,大きな変化とはいえないでしょう。
昨年,「2校とも女子の応募数が男子の応募数を上回ったことは,来年度以降の注目点になります。」と書きましたが,今年は男子の応募数が女子の応募数を上回り,見事なまでの隔年減少となりました。
結果的に,倍率は4倍程度に収まり,『狭き門』であることに変わりはありませんが,2校とも3年目を超えて,次年度以降安定するかと思いきや,次年度(2017)には,長野市立長野中(仮称)の開校が予定されています。
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70名募集で,通学範囲は長野市内ということですので,大きな影響はないかもしれませんが,それなりの波風が立つことは確実でしょう。屋代中・諏訪清陵中の応募者が流れていき,屋代中・諏訪清陵中が入りやすくなるのか,県全体で公立中高一貫校への熱が高まり,応募総数が大幅に増加するのか,来年度の注目点はこの部分に尽きるでしょう。


検査関連では、面接の予定時刻が17:00まで設定されていますので、検査終了後に昼食をとって、そこまで集中力を持続しなければなりません。 多少なりとも有利・不利といったことになるかもしれませんが、それをモノともしない得点力を身につけておきたいですね。

kochira昨年の検査では,『リニアモーターカー』『サクラの開花』といった適性検査としては出題されやすい問題から、

  • 『和食』ユネスコ無形文化遺産登録(2013 年12 月)
  • 『おもてなし』オリンピック招致のプレゼンテーション(2013 年9 月)
といった,比較的旬なネタが出題されています。
2013年の後半のニュースが2014年12月の検査で出題されていますね。
今年の入試を考えると・・・2014 年の(後半の)ニュース,覚えていますか?
忘れている人は要チェックかもしれません!!
2014年主要ニュース
  • 消費税8 %(算数的な出題として)
  • 青色LED(理科的な出題として)
  • 錦織選手の活躍(テニスの特徴的な点数計算が・・・)
  • 羽生選手の金メダル(冬期オリンピックと長野の関係・・・)
  • 「富岡製糸場」「和紙」などの文化遺産登録
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直前期ではありますが,これ以外にも,キッズチャンネル・ながの http://www.pref.nagano.lg.jp/koho/kids/top.html などで,自分が普段暮らしている『県』について見直しておくと良いかもしれませんね。

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