2013年【東京都】公立中高一貫校 入試志願者倍率速報!!+試験直前時事問題見直しポイント

学校名 区分 募集 応募者 倍率
小石川 特別 (男女を問わず) 5 (5) 1 (2) 4 (0) 5 (2) 1.00 (0.40)
一般 – (-) – (-) 155 (155) 527 (618) 454 (515) 981 (1,133) 6.33 (7.31)
白鷗 特別 (男女を問わず) 16 (16) 44 (51) 52 (59) 96 (110) 6.00 (6.88)
一般 – (-) – (-) 144 (144) 518 (487) 724 (659) 1,242 (1,146) 8.63 (7.96)
両国 一般 60 (60) 60 (60) 120 (120) 463 (462) 515 (460) 978 (922) 8.15 (7.68)
桜修館 一般 80 (80) 80 (80) 160 (160) 649 (475) 852 (597) 1,501 (1,072) 9.38 (6.70)
富士 一般 60 (60) 60 (60) 120 (120) 356 (351) 418 (419) 774 (770) 6.45 (6.42)
大泉 一般 60 (60) 60 (60) 120 (120) 505 (439) 636 (527) 1,141 (966) 9.51 (8.05)
南多摩 一般 80 (80) 80 (80) 160 (160) 523 (538) 656 (647) 1,179 (1,185) 7.37 (7.41)
立川国際 一般 65 (65) 65 (65) 130 (130) 360 (290) 468 (518) 828 (808) 6.37 (6.22)
武蔵 一般 60 (60) 60 (60) 120 (120) 379 (385) 357 (359) 736 (744) 6.13 (6.20)
三鷹 一般 80 (80) 80 (80) 160 (160) 608 (567) 615 (534) 1,223 (1,101) 7.64 (6.88)
特別枠募集計 (男女を問わず) 21 (21) 45 (53) 56 (59) 101 (112) 4.81 (5.33)
一般枠募集計 – (-) – (-) 1,389 (1,389) 4,888 (4,612) 5,695 (5,235) 10,583 (9,847) 7.62 (7.09)
合計 – (-) – (-) 1,410 (1,410) 4,933 (4,665) 5,751 (5,294) 10,684 (9,959) – (-)
学校名 区分 募集 応募者 倍率
九段 千代田区民 40 (40) 40 (40) 80 (80) 83 (68) 92 (76) 175 (144) 2.19 (1.80)
区民外 40 (40) 40 (40) 80 (80) 324 (366) 361 (395) 685 (761) 8.56 (9.51)

( )内は昨年度の数字です。

応募状況について

東京都の2013年、公立中高一貫校の応募倍率が発表されました。

応募総数としては、隔年現象的に7%程度増えて2011年度入試と同程度の人数となりました。

応募者数の増減で一際目を引くのが、桜修館の激増です。おそらく、昨年度(一期生卒業)の大学合格実績の躍進による所が大きいのではないでしょうか?

大泉の増加も目につきますが、こちらは昨年の減少を受けての揺り戻しによるものと思われます。

いずれにせよ、上記2校の女子の応募倍率は10倍を超えており、一点を争うような厳しい入試になることは違いありません。

また、立川国際の男子,両国の女子も応募を増やしていますが、これらはともに典型的な隔年現象で、一昨年の応募数に戻った状況です。

これ以外の注目点としては、小石川の2年連続減少、三鷹の3年連続増加といったところです。ただし、両校とも倍率から考えると、ある程度適正化された人数ということなのではないでしょうか?

この2校の動向は、来年度以降に注目したいところです。

試験に向けて

入試まであと1週間足らずとなりましたが、時間を有効に使い、苦手分野の復習や注目すべき時事問題の見直しなどしておきましょう。

スカイツリー

拡大図と縮図として、建物の高さを求めるなど、問題としては使用しやすい題材 地域活性化に関連した問題も作問しやすい題材である

オリンピック関連

メダルの数や競技種目そのものより、走る速さなど題材として取り上げられる ロンドンオリンピックのみならず、2020年の招致と絡めた地域活性化を問う

金環日食・ふたご座流星群

金環日食はやや話題として古い印象ですが、同系統(満ち欠け)の問題が出題しやすそう ふたご座流星群は12月中旬の話題なので、入試問題の作成が終了していて、出題を見送る可能性も

2012

うるう年と絡めた暦の問題 素因数分解(2012=2×2×503)は問題として使いにくそうな数値なので…

2013

こちらも素因数分解(2013=3×11×61)は問題として使いにくそうな数値なので… 0,1,2,3の数字が表れることから、数字の並び替えの問題などには使われそうです

消費税

プラスのイメージが持たれていないため、出題はしにくそう 消費税としてよりは、少子・高齢社会と社会保障に絡めた内容の方が出題しやすそう

選挙

ドント方式の計算をさせるなど、非常に出題しやすい題材

円高・円安

こちらも出題しやすい題材ですが、話題になったのがつい最近なので、問題作成時期から考えると…

ノーベル賞

かなり話題になった題材ですが、中学入試に出題するにはハードルが高そうです


基本的に、マイナスのイメージがあるものは問題を作りにくい印象があります。すなわち、消費税や原発の問題は出題しにくいですが、社会保障や代替エネルギーの問題としてであれば出題しやすいということになります。

ヤマを張るのはおススメできませんし、(仮に時事問題が出題されるとして)出題総数に対して占める割合はそれほど多くありません。参考程度にとどめ、まんべんなく見直しておきたいところです。

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