2016年度 札幌市立札幌開成中入試:倍率速報!!

札幌市立札幌開成中学校の応募状況が発表されました。
skaisei

開校初年度である今春は,男女ともに10倍超の出願者がありましたが,年明け早々に行われる 来春の入試は,男女ともに約350名減少し,6倍前後の倍率となりました。
道庁のある札幌市内であること,男女共学であること,地域の期待・教育熱の高さなど,高倍率になる要因は多く,他県の新規開設校と同様,3年目まではこの高倍率が続くと思ってよい でしょう。

周囲の盛り上がりとは逆に,受検生にとっては厳しい数字ですが,しっかりと最終確認を行ない,抽選も突破できるよう運も身につけておきましょう!


検査はまず,年明けに1次検査がありますが,通過者は男女各160人以内(昨年は240人)とのことです。これで出願者数を除すると,男子3.1倍女子2.8倍で,やはり昨年より若干の緩和がみてとれます。

検査問題に関する情報は,かなり少ないのですが,今春の問題では縦書きの(国語的な)問題が出題されなかっただけでなく,理科や社会に関する出題もほとんどなく,記述問題はあるものの,全体的にパズルのような(算数的な)出題でした。

非常に対策は立てにくいのですが,この傾向が続くのか,ガラリと変えてくるのか,その動向には注目する必要がありそうです。パズルのような出題は,「模試や既存の問題集では対応できないよ」という学校からのメッセージなのかもしれませんね。

kochiraパンフレットの中にも,何度となく,「正解は1つではない」的なことが,アンダーラインを付して書かれています。

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